NEWS JA千葉中央会 臨時総会開催
林会長 あいさつ
JA千葉中央会は28日、千葉市の県農業会館で臨時総会を開き、2024年度の事業計画・予算など全6議案を可決した。 中央会の林茂壽会長は冒頭に「能登半島地震発生より約3か月となり、被災地では復旧・復興に向けた取り組みが進められております。被災されました皆様には心からお見舞いを申し上げます。JAグループといたしましても、引き続き人的・物的支援に取り組んで参る所存でございます」と挨拶した。
また、不安定な国際情勢や円安等の影響により、生産資材価格が高騰する中、農産物の価格転嫁が難しい状況にあり、農業経営は厳しい状況が続いていることを強調した。 JAの経営面についても、取り巻く環境が厳しい中で早期警戒制度の適用により持続可能な収益性と経営の健全性が求められており、経営基盤の強化が喫緊の課題となっていることを語った。
中央会は、実践最終年度である第38回JA千葉県大会決議事項の集大成として更なる実践を進めるため、大会決議内容を基本としつつ、中期計画に定める重点事項を中心に取り組む。
24年度は①持続可能な食料・農業基盤の確立②持続可能な地域・組織・事業基盤の確立③不断の自己改革の実践を支える経営基盤の強化④協同組合としての人づくり⑤「食」「農」「JA」にかかる県民理解の醸成など、中央会が果たすべき役割をふまえ事業計画を策定した。