NEWS SNSで准組合員獲得目指す(JAいちかわ)

JAいちかわは9月中旬、公式インスタグラムを公開した。インフルエンサーを活用した発信で同JAが取り組む准組合員5000人拡大運動の活性化を目指す。
同JAは情報発信力の強化、新たなファンユーザーの獲得のためにはSNSは欠かせないツールとし、投稿管理体制を整備。特産品の梨のさらなる認知拡大を目標に、収穫時期に合わせて公式インスタグラムを開設し、併せてインフルエンサーによるアカウント運用もスタート。 インフルエンサーの活用で①一般ユーザーのリアルな声の発信②特産品の認知拡大③特産物のブランディング強化④レシピなどの農産物の具体的な活用方法の紹介⑤地域経済の活性化―が見込める。
インフルエンサーのマーケティング力の高い情報発信でユーザーの口コミ投稿、周辺ユーザーへの拡散、認知度の向上、購買意欲の促進を目指す。
さらに農産物販売の売り上げの増加と地域の活性化への貢献で地域農産物やJAの理解醸成を進め、来年以降も次期中期計画で重点目標となる准組合員拡大運動に弾みをつけたい考えだ。
まずは、インフルエンサーの活用と平行してインスタライブ、プレゼントキャンペーンなどでフォロワー数の増加を目指す。同JAの情報発信力強化で地域農産物、イベント、教育文化活動、JAの取り組みや支店の情報などを地域住民に届ける。今野博之組合長は「同JAは今後、対面・非対面のニーズに合ったアクティブメンバーシップを構築していくともに、より深くコミュニケーションを行えるツールの開発にも挑戦したい」と話した。