NEWS 「コロナ支援策の拡充・災害復旧」など、県に要請書を提出

森田知事(中央)要請書を提出したJA千葉中央会の林会長(右から二人目)

新たな「食料・農業・農村基本計画」の実現にも意欲

 千葉県農業協同組合中央会(以下、「JA千葉中央会」と略称。)ならびに千葉県農協農政対策本部(以下、「県農対本部」と略称。)は8月19日、千葉県庁本庁舎5階の大会議室で、森田健作千葉県知事に対して、令和3年度千葉県農林業施策・予算編成に関する要請を行いました。要請にはJAグループ千葉を代表して、県農対本部の林茂壽本部長(JA千葉中央会代表理事会長)をはじめ、中央会・各連合会の役職員9名が出席し、昨年秋の災害からの復旧や、今年の新型コロナウイルス感染拡大に対応する支援策の拡充など、8項目について要請しました。
 林本部長は、作年秋口の房総半島台風・大雨による自然災害で本県農林水産業は未曽有の被害を受け、さらに追い打ちをかけた本年2月頃からの新型コロナウイルスの蔓延で、今なお県内の農林業者が甚大な被害を受けている実態を訴えたうえで、「県行政と一体となって千葉県農業の発展に向けた取り組みを進め、農業産出額全国第2位奪還を目指す所存だ。我われ生産者団体の意を汲み取って、県行政の一層の尽力をお願いしたい」と挨拶しました。 要請事項は県内17JAと各連合会からの意見・要望事項を集約し、①新たな「食料・農業・農村基本計画」を実現するための取り組み、②新型コロナ禍に関する事項、③災害対策対応の強化など、8項目を要請しました。
 JA千葉中央会の小茂田専務理事が要請項目の概要を説明しました。 要請を受けた森田知事からは「農業は本県にとって大変重要な基幹産業。コロナ禍による農業への影響も懸念しております。今後の千葉県農業の発展に向けて、ともに頑張ってまいりたい」と、県内担い手農業者やJAグループ千葉に熱いエールのお言葉をいただきました。

「ウィークリー千葉県」での放映

千葉テレビで放映される県広報番組「ウィークリー千葉県」で、県知事要請の内容が紹介されます。

放送予定日:8月22日(土) 22時から22時15分の間(1~2分)

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