NEWS JA共済交通遺児育英資金募金を千葉県庁へ寄贈!!

森田知事(写真右)に目録を渡す林会長
 

 全国共済農業協同組合連合会千葉県本部(JA共済連千葉)は26日、県下17JAの窓口などで集めた交通事故遺児向けの支援募金約260万円を官民組織「千葉県交通安全対策推進委員会」(会長・森田健作知事)に寄贈した。JA共済連千葉の林茂壽運営委員会会長が県庁で森田知事に託した。

 1979年に始めた同募金活動・寄贈は今年で42回目。悲惨な交通事故により親を失った「交通遺児」を支援するため、千葉県及び関係機関の協力を得てスタートした。例年実施している街頭募金は新型コロナウイルスの影響により中止としたが、今年度から県下17JAの本・支店(所)のほか、経済センター・直売場・GSなどの各事業所窓口にも募金箱を設置し活動を行い、累計の寄贈額は1億7780万円となった。林会長は「コロナ禍により街頭での募金は見合わせたが、多くの浄財が寄せられたので交通遺児のために役立てていただきたい。今後も社会貢献活動の一環として、交通安全思想の啓発に努める」とし、森田知事は「長年にわたり交通遺児のための募金活動を行っていただき、御礼申し上げる。この度も交通遺児のためにしっかりと使わせていただく」と感謝した。

 寄贈した支援募金は、親を交通事故で亡くした小中学生らに千葉県・県民・企業・団体からの寄付金等と合わせて見舞金・勉学奨励金・激励金・図書カードを贈る取組みに活用する。JA共済連千葉では、「組合員・地域住民の皆さまが、健康で安心して暮らせる豊かな環境づくり」をテーマに、共済事業(保障提供)と地域貢献活動(事故の未然防止活動と事故後の相互扶助活動)が、相互に機能することによる豊かな環境づくりに取り組んでいる。

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