NEWS 太巻き寿司作り講習会を開催

 太巻き寿司作り経験が少ないJA女性部員並びにJA女性部事務局等を対象に、本県の伝統料理である「太巻き寿司」作り技術の向上を図るため開催しました。今回作成した文様は、卵巻きは「五色巻」、海苔巻きは「花椿」としました。参加者からは、地元女性部や自宅でも再度巻いてみたい、かわいい絵柄ができてよかったなどの声がありました。

  • 開催日:令和4年1月20日(木)
  • 場所:千葉市消費生活センター
  • 参集範囲:JA女性部員、JA女性部事務局

千葉県の郷土料理「太巻き寿司」とは

 太巻きずしは、古くから冠婚葬祭や集まりの時のごちそうとして受け継がれ、千葉の郷土料理を最も代表するものです。そのルーツは「葬式の時の芋がらの煮付けを芯にしてにぎりめしをつくったもの」「紀州の漁師が房総方面まで鰯を追いかけて来たときの弁当に持ってきためはりずしではないか」など説はいろいろありますが定かではありません。いずれにしても「具を芯にして巻く」という技法が原点になって、その時代の農産物や海産物などの食材を活かして冠婚葬祭や地域の集まりで作られ、家庭のなかでも伝えられてきました。
 その後、日本型食生活の見直しとともにこの太巻きずしが注目され、技術の掘り起こしと多彩な巻き方の創作・伝承活動により、広く現在に受け継がれています。

 
(千葉県HP「ちばのふるさと料理-太巻き寿司」より引用)
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