CONTENTS 令和4年度 千葉県農協青年部協議会の事業報告
令和4年度事業報告
令和4年度は、前年に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けた一年であったものの、社会的な行動規制の緩和に伴い徐々に青年部活動においても、コロナ禍前の水準を一定程度取り戻した年でした。今年度は、4月12日に開催した第67回通常総会の決議に基づき、当協議会の組織及び活動の活性化を図るため「県青協委員・事務局合同会議」及び「県青協委員・事務局拡大合同会議」等を開催し、協議や意見交換を行いました。
また、後継者不足解消対策及び地域貢献活動として婚活イベントの開催や、盟友に向けたWEBセミナーを開催し、農業経営等に関する知識向上につとめました。 令和元年度に立ち上げた「千葉県農協青年部協議会災害支援対策準備金~Bondsネットワーク~」プロジェクトでは多くの方からご賛同をいただきました。
組織基盤・活動の強化
- 県青協加盟単組全体での取組み
県産農産物PRを行うため、「千葉県協同組合フェスティバル」において県青協として出展する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から「千葉県協同組合フェスティバル」は中止となりました。 - 情報交換や相互交流
① 全青協、関東甲信越地区農青協の諸会議等に出席し、他都道府県の青年部盟友と情報交換や相互交流を深めました。
② 「令和4年度関東甲信越地区農青協幹部研修会」における「JA青年の主張発表大会」に出場し、優秀賞を獲得しました(12/6 北とぴあつつじホール)。
- 婚活事業による担い手支援 後継者不足解消対策及び地域貢献活動として、㈱農協観光を活用し婚活イベントを開催しました。(WEBセミナー:2回、パーティ:1回)

(令和4年度関東甲信越地区農青協幹部研修会)
食農教育の強化
- 児童・生徒との農業体験等を通じた交流
JA全中主催の「和食給食セミナー」へ参加し、千葉県栄養教諭との意見交換により学校給食における農業理解の醸成を行いました(2/25)。
- ブロック別統一行動への参加
関東甲信越地区農青協主催の「JA東京アグリパーク合同直売会」において、JA長生青年部、JA山武郡市青年部、JA千葉みらい八街地区青年部、JA八千代市青年部、JAちばみどり青年部の協力を得て県青協として野菜の販売を行い、消費者へ県産農産物のPR及びフードバンクに農産物を寄付しました(11/9)。

(JA東京アグリパーク合同直売会)
JAへの運営参画
- 意見交換等の実施
営農事業推進協議会・県青年部・県女性部代表者と各連合会との検討会において、JAグループ各連合会と情報交換を行いました(2/13)。
また、県青協委員・事務局拡大合同会議(3/16)において、JA全農ちば営農支援部の職員を招き、担い手支援や事業承継に関する情報交換を行いました。
農政に係る対応
- ポリシーブックの策定・活用
ポリシーブック検討会を開催し、「千葉県農協青年部協議会ポリシーブック2022」の内容を協議・作成を行いました(10/5)。
また、作成した県版ポリシーブック等を活用し、全国一斉要請活動として県内選出与党国会議員16名(うち秘書対応8名)及び参議院議員 山田俊男先生、参議院議員 藤木眞也先生へ、要請活動を実施しました(11/2 県青協役員5名)。
学習活動の実施
青年部活動の活性化および盟友の生産規模拡大に向けて、以下のとおりセミナーを開催しました。
回数 | 開催日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 4/12(火) | なぜネギ1本が1万円で売れるのか? |
第2回 | 7/26(火) | 農業経営に役立つリース活用セミナー |
第3回 | 10/17(月) | 肥料高騰対策としての堆肥利用について |
その他実施事項
- 県青協ホームページ、Facebookの更新を随時行いました。
- 役員会議について次のとおり開催しました。
<委員・事務局合同会議>
- 第1回 令和4年 6月15日(水)
- 第2回 令和4年 9月16日(金)
- 第3回 令和4年12月13日(火)
<委員・事務局拡大合同会議>
- 第1回 令和5年 3月16日(木)
<委員長・副委員長会議>
- 第1回 令和3年5月14日(金)
- 第2回 令和3年8月17日(火)※
<副委員長会議>
- 第1回 令和4年 5月30日(月)※
- 第2回 令和4年 9月12日(月)※
- 第3回 令和4年12月 2日(金)※
- 第4回 令和5年 2月13日(月)※
<委員長・副委員長・参与・顧問会議>
- 第1回 令和4年 6月 3日(金)※
- 第2回 令和4年 9月13日(火)※
- 第3回 令和4年12月 8日(木)※
- 第4回 令和5年 3月 6日(月)※
※印はWEB会議
基本方針
本年度は、青年部活動の活性化および盟友の生産規模拡大に向けてWEB等を活用した勉強会を実施し、県域組織ならではの活動を行います。また、全員が一体感を持ち、尚且つ自ら参加したくなる魅力ある青年部活動を行っていくため、次の事項に取組みます。
- 組織基盤・活動の強化
・県青協加盟率の向上への取組み
・県青協加盟単組全体での連携した取り組み
・盟友間での情報交換や相互交流の実施
・婚活事業による担い手支援
・PR活動の実施
・広報資材の作成 - 食農教育の強化
・児童・生徒との農業体験等を通じた交流の実施
・ブロック別統一行動への参加 - JA運営への参画
・意見交換会等の実施
・アクティブ・メンバーシップへの取り組み - 農政運動に係る対応
・ポリシーブックの策定・活用
・農業の発展に向けた取り組みの実施 - 学習活動の実施
・WEB等を活用した研修会の開催 - Bondsネットワークプロジェクト
・Bondsネットワークプロジェクトを活用した支援の実施