CONTENTS 令和6年度 千葉県農協青年部協議会の事業報告
令和6年度事業報告
緊迫する国際情勢や円安の影響による生産資材・燃料価格の高騰、頻発する異常気象や鳥インフルエンザによる感染症等は農業生産に甚大な影響を与えていることに加え、米流通の混乱に伴う米価高騰が起こるなど国内農畜産業は激動の時代を迎えています。
このような情勢のなか、国では食料・農業・農村基本法が改正され、新たな基本計画では今後5年間を農業構造転換集中対策期間とするなど議論が進められています。
今年度県青協では、4月12日に開催した第69回通常総会の決議に基づき、当協議会の組織及び活動の活性化を図るため「県青協委員・事務局合同会議」及び「県青協委員・事務局拡大合同会議」、また県青協70周年事業に向けた「70周年記念事業実行委員会」を立ち上げ、各種協議を行いました。
また、県青協のPRのため千葉ロッテマリーンズJAグループ千葉冠協賛試合へのブース出展や、後継者不足解消対策及び地域貢献活動のための婚活支援事業による助成の実施、盟友間の関係強化のため県青協パークゴルフ大会の開催、さらには農政活動としてちば自民党青年局県議会議員との意見交換を実施しました。

(千葉ロッテマリーンズJAグループ千葉冠協賛試合へのブース出展)
組織基盤・活動の強化
- 県青協加盟率の向上
未加盟JA青年部へ県青協の活動について説明を行い、県青協への理解促進を図りました(12/23)。 - 県青協加盟単組全体での取組み
①千葉ロッテマリーンズJAグループ千葉冠協賛試合においてブース出展を実施。千葉県産落花生のつかみどりを行い、行列が上階まで達するほど盛況となりました(5/18)。
②JA全中主催の全青協70周年記念事業マルシェへ参加し、JA全青協と一体となった県産農産物PR活動を実施しました(10/19)。
③盟友間における関係性の強化のため、県青協パークゴルフ大会を開催し、相互交流を図りました(10/21)。 - 情報交換や相互交流
①関青協ブロック幹事県として、各県からの意見のとりまとめや関甲信越地区における代表機能を発揮しました。またJA全青協の諸会議等において他都道府県の青年部盟友と情報交換や相互交流を深めました。
②第44回JA関東甲信越地区親善球技大会においてJA山武郡市青年部が出場しました(10/4)。
③「令和6年度関東甲信越地区農青協幹部研修会」における「JA青年の主張発表大会」に出場し、JAちばみどりより「青年部への感謝」をテーマに発表を行い、優秀賞を獲得しました。 - 婚活事業による担い手支援
後継者不足解消対策及び地域貢献活動として婚活事業を実施した単組に対し、助成事業を実施しました。

(令和6年度関東甲信越地区農青協幹部研修会)
食農教育の強化
- ブロック別統一行動への参加
関東甲信越地区農青協主催の「JA東京アグリパーク合同直売会」において、盟友の作った農産物持ち寄り県青協として野菜の販売を行い、消費者へ県産農産物をPRし、フードバンクへの農産物の寄付を行いました(11/12)。

(JA東京アグリパーク合同直売会)
JAへの運営参画
- 意見交換等の実施
営農事業推進協議会・県青年部・県女性部代表者と各連合会との検討会において、JAグループの各連合会等と情報交換を行いました(2/25)。 - 第39回JA千葉県大会における対応
第39回JA千葉県大会において千葉県農協青年部協議会委員長として県内JAの役職員に対し若手農業者としての現状と課題を訴え、営農指導事業の強化やPR活動を通じた消費者と生産者の相互理解の促進、生産コストの更なる低減等に関する意見表明を実施しました(12/24)。

(第39回JA千葉県大会にて意見表明する大木委員長)
農政に係る対応
- ポリシーブックの策定・活用
「千葉県農協青年部協議会ポリシーブック2024」の内容を協議・検討のうえ改訂しました。 - 農業の発展に向けた取組み
要請運動の一環として、ちば自民党青年局との意見交換を実施し、県内農業の状況や掲げる課題、要望事項を訴えかけました(2/20 千葉県議会棟3階第2応接室 県青協役員8名、ちば自民党青年局9名)。

(ちば自民党青年局との意見交換会)
学習活動の実施
青年部活動の活性化に向けて「県青協委員長と議員(選挙)を経験して」と題し元県青協委員長石井孝昭氏(JA千葉みらい青年部)を招き講演を実施しました(4/12)。
また、『地上』を活用した学習会や、JA全青協が主催する各種WEBセミナーについて周知を実施しました。
Bonds ネットワークの取組み
Bondsネットワークの募金運動を実施し、数多くの方のご賛同をいただきました。